脳の右側で描け 体験レビュー

ルーミス日記 本の紹介 絵を描く教本 雑記

【画力上達】「脳の右側で描け」は本当に絵が上手く描けるようになるのか|ルーミス日記番外

投稿日:2017年9月22日 更新日:

以前から「脳の右側で描け」の書評などで「上手くなる!本当だった!」との話を聞いていて気にはなっていた書籍。

ざっくりとした書評でも書こうかな・・・と思っていたら、なんだかんだのめりこんでしまったので、今回は実際に「脳の右側で描け」を試したものを日記のように書いていこうと思います。随時更新予定。

 

この記事を書いてる人の絵の進捗状況

  • 中学までは何となく漫画のまねっこくらいはしてた。
  • 高校は遊び惚ける。同人というものを知って読み漁る日々。
  • なぜか「絵で食べていくんだ!」と言って高校中退(全然書いてないのに…完全にやめる口実でした)
  • 2010年にいろいろあって一念発起して絵を描き始める。
  • 2011年から絵を描くお仕事を始める。
  • 2015年-2016年、描くのがつらくなる。
  • 2016年、絵を描くお仕事は全面的に作画担当さんにお願いするようになる。
  • 2017年また描くのが楽しくなる。
  • 楽しくなったものの、描いてる割に成長度合が少ない感覚
  • もっと楽に上達する方法あるんじゃない?と思い始める ←イマココ

こんなかんじです。

中学校の頃は、スラムダンクのかっこいいシーンをすべて木暮さんの顔に置き換える、という遊びにはまってました。

スラムダンクで好きだったのはリョーチンです。

 

この書籍を手に取ろうと思ったきっかけ

1つは、全然絵を描いたことがない(中学生の美術の授業以来描いていない)という、カウンセラーの方も「これ読んで実際にやったら本当に描けるようになった!」と言っていたことがずっと頭にあったということ。

2つ目は、いつも仲良くさせてもらってる治療院の先生が、この書籍の著者公認セミナーを「面白そうじゃないです?」とオススメしてきてくれたこと。

3つ目に、ギズモード初代編集長の「清田いちる」さんがレポートをかいてらっしゃったこと。

リンク: 「脳の右側で描け」のワークショップで自画像を描いたよ 

4つ目に、先日のボーンデジタルさん主催のジェスチャードローイングの会の後の脳みその心地よい疲れ方とスッキリ感が忘れられなかったこと。

5つ目に、先日の塗り絵講座で「集中して描くこと」はこういうことなんだ、という体感覚をもらったこと。

 

そんな5点が「脳みそをしっかり使う」「集中してやると充実感がすごい」というここ最近の私の中の流行とつながって、ようやく手に取ることができました。

 

この書籍への勝手な思い込み

なんだかよくわからないけど、この書籍のやり方で書くことに対して

  • 「ずるをしているような感覚」
  • 「思っているものと違う」
  • 「わたしには関係ない」

思い込んでいたっぽいです。

固定観念でモノをみるって、自分の視野も狭くなるし、視座も低くなるし、成長しなさそうな感覚。モッタイナイですね。

 

というわけで

  • もっと楽しんで練習する方法
  • 短時間でもうまくなれる
  • 今までとは違った方向から

出来ることの一つとして、この書籍を手に取ってみました。

 

用意するもの

「脳の右側で描け」は、描くにあたって用意するものがあります。

書籍に書いてあるものを用意すればいいんですが、個人的に合って楽だな~と思ったものも合わせてまとめ。

脳の右側で描け(書籍) 必須

鉛筆 4Bくらいの濃いやつ 必須

練消しor消しゴムどちらか 必須

コピー用紙A4サイズ(好みのサイズで) 必須

ピクチャープレーン 必須

描いたものを保存するバインダー あったら便利

A4用紙に穴をあけるパンチ あったら便利

それぞれちょっと注釈を。

脳の右側で描け 書籍

「脳の右側で描け」には、ワークブック版もあります。

が、内容は「脳の右側で描け」に比べかなり少なくなっているようなので(中に書いてある文章をしっかり読むのが大切だと思っている)私はワークブックではなく「脳の右側で描け」を購入してます。

 

鉛筆 4Bくらいの濃いやつ

シャーペンや大人の鉛筆じゃなくて、「鉛筆」がいいです。

要所要所で、鉛筆でざーっと塗った後、ティッシュで画面全体に塗り伸ばす工程があるためです。

ティッシュで鉛筆の粉を塗り伸ばしやすくするためにも、濃いめの鉛筆を用意しておいたほうがいいですね。

ちなみに私は、以前大量に購入した8B鉛筆があったので、それを利用してます。

 

練消し or 消しごむ

消しゴムはなんでもいいんですが、実際にやっていて思ったのは「練消し超便利!」でした。

  • かすが出ない。
  • 意外ときれいに消える。
  • 力の加減がしやすい。
  • 光が当たっているところを表現しやすい。

今まで練消しを使ったことがなかったんですが、今回の書籍にそって絵を描かれるのであれば、練消しめっちゃおすすめです。

 

コピー用紙 A4サイズ

A4サイズじゃなくてもB5サイズでもいいと思います。

私は、プリンターの印刷用紙とサイズ別になってしまうと、保管が面倒なのでA4にしました。

描いていてリングが気にならないって方は、スケッチブックでもいいかも。

でも、なるべく白のコピー用紙に近い感じのやつがいいと思います。ざらつきがおおいと、鉛筆画すごいいっきに削れて、都度都度のワークがやりずらそうな印象。

 

ピクチャープレーン

ピクチャープレーンの入手方法は3つ

  1. 書籍の通りに材料をそろえて自分で作る
  2. 脳の右側で描けワークブックを購入する
  3. サイズは小さいけどAmazonで買う

脳の右側で描けワークブックにはすぐできるように、ピクチャープレーンが付いてくるそうです。

私はピクチャープレーンを作るのが面倒&ワークブックを買っていないので、サイズはだいぶ小さいんですが、Amazonで買っちゃいました。

自分で材料をそろえて作る場合は、アクリル板はこちらから購入されて、切り方はコチラを参考にしてくださって見てください。

 

描いたものを保存するバインダー

描いたA4コピー用紙を保存するためのものです。

最初と現状が枚数を重ねていくうちになんとなく上手くなってる感覚になるのがいいなあと。

A4であれば30穴のバインダーを用意。二穴だと中の紙が、棚に保存しているときに、よれちゃうんですよね。

 

A4用紙に穴をあけるパンチ

30穴パンチをおすすめします。

これ、1度買っておくと、以降もいろいろ資料整理に使えて便利です。

気になった資料などを印刷してぽちぽちまとめられるのいいですねー!

デジタルだけで処理してると、ざーーーーっと見るのが大変なので、定期的に印刷してファイルにまとめるようにしてます。

資料整理に便利!30穴パンチを買ってみた。【カール事務器 ルーズリーフパンチグリッサー A4/30穴対応】

ネットで検索したものをPCフォルダにまとめているのですが、書籍のようにざーっと確認するのがデジタルだ ...

続きを見る

 

以上で道具の準備は終了です。

 

いろいろ書きましたが、

  • ピクチャープレーン
  • B4以上の鉛筆
  • 消しゴム(練消し)
  • A4コピー用紙(スケッチブック)or 手ごろな紙

があれば、始められます。

 

いざ実践!…の前に

始まる前の講義のような形で「はじめに」というものが26Pあります。そしてそこから、いざ描くぞ!となるまでに15Pあります。

 

合計41P。けっこうある。

一瞬、「読み飛ばそうか」と思っていたのですが、今後、書籍の中のワークをやるにあたって、新たな気持ちで取り組むための準備になりそうです。

今までの「当たり前」「思い込み」をいったん横に置くためにも、時間をとって、道具を用意しながら読んでみました。

一旦読めるようになると、可塑性(かそせい)をもつ私たちの脳は、それまでとはまったくちがうものになります。

私たちは、少なくとも母国語で書かれているのはなんでも読めるようになり、生涯を通じて読むことができます。同様に、いったん描けるようになると、脳はやはり変化します。

私たちは自分の目で見たものをなんでも描けるようになり、その能力は生涯を通じて自分のものとなるでしょう。

引用:はじめに 22P

たしかに、あなたはプロの画家になる気はないかもしれませんが、デッサンの技能を習得する理由はたくさんあります。

あなたには、自分を絵で表現するという創造的な潜在能力がそなわっています。

私の目的は、そのような潜在能力を解放するやり方を教える事であり、また、言語と科学技術が支配する文化や教育制度ではほとんど開発されてこなかった想像力と直観力に意識レベルでアクセスする方法を示すことです。

(中略)

デッサンを通じて到達できるゴールは、自分の批判的思考力と意思決定に確信が持てる状態です。脳の可塑性(かそせい)という新しい知識からしても、可能性は無限に広がります。

デッサンを学ぶことは、自分でも気づいていない潜在能力の発掘につながります。

引用: 第1章 絵を習うのは自転車の練習と同じこと

※可塑性(かそせい)
固体に力を加えて弾性限界を越える変形を与えたとき、力を取り去っても歪(ひず)みがそのまま残る性質。塑性。

思考モードへの認識転換が起こると、副次的なこうっ用としてすばらしい生き方ができるようになります。

集中力が高まり、意識がとぎすまされ、事物への関心が深まり、言葉や時間を超越した、実り多く、精神的に回復した状態がもたらされるのです。

引用:はじめに 23P

いったん描けるようになったら、障害通じて描けるようになるという話には「え!?ほんとそうなの!?書いてなかったら忘れちゃうとかじゃないの?!」という印象しかなかった私としては、心強いお声がけでした。

とはいってもまだ半信半疑。

というのも、13年ずっと続けてきたピアノは、間が10年以上あいたせいなのか、もうほとんど弾けないからです。

どこかで絵も同じようなモノだと思ってるところがあるのも事実です。

そんな半信半疑のまま書籍の内容に描かれているワークをスタート。だいじょぶかな?ソワソワ

 

1日目:受講前に描く3枚のデッサン 2017-09-13

受講する前(本のワークを進める前)に

  • 人物を何も見ずに記憶だけで描く
  • 自画像
  • 自分の手

を描いて、スタート地点の確認をします。

大体3枚で1時間ほど時間を描けるそうなのですが、私は3枚3時間かかりました。

 

とりあえずスタート地点の記録 2017-09-13

脳の右側で描け 体験レビュー

人物を何を見ずに記憶だけで描く

頭の中にはかっこいい男性がいたはずなんですが、なんか・・・描いてる間に・・・なんか・・・・怖い。

鼻もわからないし、目もわからないし、髪の毛ってどう描くんだろうとかいろいろ「わからない」が頭の中で乱立しました。ヒー。

スタート地点。ここから上手くなるんだ!と思うのでありました。

脳の右側で描け 体験レビュー

自画像を描く

想像で描いた時より大分書けている気がする!

これもスタート地点。

脳の右側で描け 体験レビュー

自分の手を描く

手は結構得意だぞーと思いながら描いたら、そうでもなかったことに気が付いてショックを受ける。

特に中央の側面から指を何と無しに伸ばしている絵は、びっくりするほどかけていない…。

これもスタート地点。

これが私のスタート地点です。

上手くなりますように。

 

2日目:花びんと顔、2つの脳のための実習 2017-09-13

花瓶と横顔を描くワーク

脳の右側で描け 体験レビュー

左側を描くときは何も考えず、書籍に乗っている通りに描こう、ということができましたが

右側を描くときに「ひたい・・・鼻・・」とつぶやきながら描く(ように書籍で指示される)と軽く混乱しました。

手と頭が連動せず躊躇するタイミングも。

???となって2つ目も同じようにかくも、やはり右側で各部位を描こうとすると????に。

おもしろーい。

ここで大切だなーと思ったのが、自分はこれを書きながら「どう感じているか」「どう思考しているか」という部分を素直に受け取れる状態であること。

日ごろ、「自分の心を無視すること」「自分の感覚を無視すること」を当たり前として過ごしていると、この部分は「微妙な誤差」としてしか感じ取れないように思いました。

私は、苦しいことに目をつぶって、無理くり練習をやってきたところもあるので「本当は自分はこういうのが描きたい」とか「本当はこう思ってる」という部分を無視していたところがかなりあるので、今回のワークではとてもよい体験をさせてもらいました。

 

上下さかさまのスケッチ

絵を上下反対向きで模写をするというワーク。

今いち「上手くかけてるじゃん」とは思えませんでした。

脳の右側で描け 体験レビュー

脳の右側で描け 体験レビュー

正直なところ、上下正しい方向で描いたほうが上手く描けるんじゃないかなー?…と。

じゃあ、どっちが上手く描けるか「上下正しい方向で書いてみようか」と思い新たにもう1枚紙を取り出し、鉛筆をもって模写を…と思ったのですが、まったく気乗りせず、寝てしまいました。

上手く描くも何も、描く行為そのものができませんでした(笑)

何度か描くチャレンジをするも、全く先に進まなかったため、上下正しい方向で模写をするというのは諦めました。

 

気を取り直して、上下さかさまで騎士を描く。(↑の絵から4日後に)

いつもだったら面倒くさくてこんなの描きたくないよー!と思うところ、上下逆になったとたんになんだか楽しい。

脳の右側で描け 体験レビュー

脳の右側で描け 体験レビュー

 

脳の右側で描け 体験レビュー

2日目の花瓶と横顔、上下さかさまに描くはこれにて終了。

やっぱり読むところがたくさんあった。

 

3日目:子供のころの風景画をもう一度書く 2017-09-17

脳の右側で描け 体験レビュー

脳の右側で描け 体験レビュー

子どものころ、いくら思い出しても風景画を描いた覚えがなかったので、自由帳に書いていたものを思い出して書いてみる。小学校2年生までの記憶を頼りに描いてみました。

そう考えると、そのころから1枚の紙に一つの絵を完成させるという感覚ではなく、1枚の紙にいろいろなものをひたすら詰め込んでいく修正があったなあ・・・と。

 

4日目:ものの見方を変えるために純粋輪郭画法を使う 2017-09-18

脳の右側で描け 体験レビュー

脳の右側で描け 体験レビュー

脳の右側で描け 体験レビュー

手元を見ないで、ひたすら目は対象物に、1秒1mmぐらいずつ進めて描くやつです。

良くわからないけど、しわというしわを描く。

しかし、もっとよく見れば、その鉛筆の線がなぜか美しく感じられるはずです。

引用 91ページ

全部が全部ではないけれど、確かに!という感覚でした。

これは、可能な限り何度も何度もやったほうがいいみたいです。

 

頭の中に「あれやらなきゃ…」「これやってないけど今これやってていいのかな」などがぶわぶわ出てくる場合は、それらを片付けて「今はこれをやる!」と決めた状態かつ、周りから声をかけられないタイミングにやるのがいいなあと思いました。

 

5日目:ピクチャープレーンに直接描く 2017-09-18

これは写真を撮り忘れてしまったのでなし。

片目をつぶって、ピクチャープレーンに直接描く、というものでした。

やっている間に「描けてる~♪」と楽しくなりますが、左目をずっとつぶっている状態で描くので目の周りの皮膚が疲れました。

 

6日目:修正輪郭が法と初めて自覚的に描いたデッサン 2017-09-20

ようやく、それっぽいやつが描けるワークです!

でもって、描きあがってびっくり。初日に描いたものより立体的にしっかりかけている・・・!

 

脳の右側で描け 体験レビュー

脳の右側で描け 体験レビュー

なんだかかけている!かけている気がする!

といってもパッと見た感じわかりずらいので、初日と見比べてみる。

初日に描いたもの

脳の右側で描け 体験レビュー

6日目に描いたもの

脳の右側で描け 体験レビュー

たった6日でこんなにも違うんだなーと、ワクワクしちゃいました!

練消しさん、ここでかなり役に立ちました。

形を好きに変えて細く消すことも、太く消すこともできる練消しが好きになりました。

 

7日目 椅子を描く 2017-09-22

ネガスペースを意識して描く

脳の右側で描け 体験レビュー

やはりここでも、ピクチャープレーンを利用します。

ネガスぺ(余白部分)の形状を意識して、ポジフォルム(実際の椅子そのもの)は考慮せずに描くというやつです。

椅子、描くの好きじゃなかったんですが、これで描いたら椅子っぽくなりました!すごい!

ピクチャープレーンをずらさないように固定、というのができなかったので、左手でずっと持ち続けていたのが疲れた…。

 

ネガスペースを意識して描く その2 2017-09-27

脳の右側で描け 体験レビュー

なんとも言い難い。

確かに以前より「形になっている」けれども、途中途中集中力が吹っ飛ぶ。

この本で言うところの「左脳」が「もういいじゃん・・・そこになんとなく線ひっぱっておけばいいじゃん・・もうこの形で来てるしさ・・ね・・そんな大変なことやめようよ」と言ってくるのでありました。

「いかに集中できる環境を作れるか」と「効率的に描くことを手放す」がポイントなのかなーと思った。

 

 

ネガスペースを意識して描く その3 2017-09-28

脳の右側で描け 体験レビュー

気を取り直して、今度はアクションポーズ資料からの模写をしました。

どうやら、縦横比率を間違えていたらしく全体的に胴長になりました。比率しっかり。

昨日同様、シルエットができた後に描きこんでいったんですが、途中で「シャツめんどくさ」という気持ちがもくもく。

「なんとなくかいて終わりにしよう」とする気持ちになって、適当になんとなく描いてしまっている箇所が多くなってしまった。

とはいえ昨日分の椅子と女の子より楽しかったな。

やっぱり好きな題材でやるっていうのは大事かも!

とりあえず「椅子を描く:ネガスぺを意識して描く」を完了したということで、先に進めようと思います~。

 

ここまでの振り返り。(書籍139Pまで)

大体ここまでの内容で書籍の半分ちょっと過ぎたあたり。

そこまでの振り返りをいったん記録しておきます。

 

上手くいくとき、行かない時

ここまでやってきて、うまくいってる感覚があるときは、下記の3点がクリアできてる状態の時かな?と感じました。

  • 1時間集中できる環境(気持ちも含め)を作る。
  • ピクチャープレーンとの比率をしっかり合わせる。
  • 楽しめる題材を選ぶ。

 

1時間集中できる状態

特に「1時間集中できる環境(気持ちも含め)を作る」のこれ。

「あ、そういえばあれってどうなってたっけ」「あの案件、チェック漏れしてたやつあるよな」「〇〇さんにメール返事だしたっけ?マチだったっけ?」「っていうか、今絵を描いてていいのか?」とひたすらもやもやする状態でやると、最悪に集中できなかった。

 

「今、絵を描いていて(そんなことをしていて)本当にいいの?」という心の声

現時点で「今絵をかいてていいのか?」については、大義名分をしっかり自分の中に作らないと、「絵の練習=時間のある時にやるべき遊び=ほかのことを優先させるべき」に意識が結びつきやすかったです。

「〇〇すべき」ことなんて実はそうそうない…と頭では理解していても、今までの自分の習慣・考え方、体の動かし方の癖やらなにやらで、自分の大前提がそこから離れようとしないなあと。

特に、それにあらがう、もしくはそれに背く行為に近いことであればあるほど、反発する力を強く感じるようになりました。

これが「心の恒常性」というやつなんでしょうか。

※恒常性…同じ状態を保とうとする、変化があった場合は元あった状態に戻ろうとするという性質

 

絵を描くための準備=自分の心の声を聴く時間?

何のために絵を描いているか、という目的の中に「絵を上達させる・描きたい絵が描けるようになるまでの”工程そのもの”」が

「自分のため、出来れば、関わっている人たちのためにもなる」道筋のようなものが見えていると、絵を描くという行為が自分の中のいろいろなものと繋がってくる感覚がありました。

と、同時に「本当に絵を描いていていいの?」という自分の問いかけに対して、心から「そりゃそうさ!」といいやすくなった気がします。許可できるというか。

 

自分が自分の絵を描くことを許可できると…

許可出来た後は、本当に集中してあっという間の1時間。知らない間に描きあがっていて「たのしかったー!」になりました。

楽しんでできたものは、なんだかいつもより「よいもの」に見えてきちゃうから不思議。

独学でやり続けることの難しさは、私の場合「この時間を今これに使っていいの?」という事に対して許可を出来る心の状況を作ることの難しさに直結しているようにも感じました。

だからこそ、家の中ではなく、絵画教室に行ったり、ドローイング会に行ったり、講座に行ったりすると、すんなり決められた1時間~3時間は「描くこと」だけに集中して取り組めて、しっかりと学ぶことができるのかなあと。

そこに行くのは「絵を描くため」に行くわけで、それ以外に余地がないから「この時間を今これに使っていいの?」なんて迷う自分からの質問も出てこないわけですね。

 

 

振り返りまとめ

そんなわけで振り返ったことをまとめてみると

  1. 何のために絵を描こうとしているのか
  2. 今この時間描くことを自分で許可する
  3. 決められた時間、思いっきり楽しむ!

私の場合、この書籍を取り組むにあたって、上記の3点をクリアすることで、集中できる1時間を確保できる…という結論にいたりました(現時点では)。

つまり、独学で絵を学ぼうとするときの姿勢は、常にこれができれば、うまくいくってことかな?

 

この書籍を学んでいる時間数は少ない(この時点ではまだ11時間くらい)ですし、描いてない時間も今までより多いのですが、心なしか量をひたすら書いていた時以上に鉛筆やペンが軽く、思った通りに近い状態を描けるようになってきた気がします。

この書籍の効果は、描いているときだけでなく描いていない時にも「上手くなる」何かが働いているように感じました。

おかげで少し「描いてない下手になってしまうような気になって心が死ぬ呪い」が解けたように思います\(^o^)/

 

そのため、逆に今までの書籍を利用してもっともっと描きたくなりました。

「絵を描き続ければ、数を描かなければ”上手くならない”から”練習で数を描くべき”」という”ねばべき思考の思い込み”ではなく、

「描かなくても大丈夫、だけど、描きたくて仕方ないから描こう!もっと成長したいし、できると確信をさらに持てたからやろう!」という気持ちに変化した感じです。

はー、絵を描くって奥が深い。

 

 

以降、実践終了後同一記事にて更新予定。書籍が1冊終わりきるまでやります!

 

 

 

【画力上達】人体を思った通りに描けるように底上げしてくれるオススメの教本5冊

【画力上達の本】人物を描く技術や表現の底上げになるオススメ教本5冊
【画力上達の本】人物を描く技術の底上げになるオススメ教本5冊

「人物を描くにあたって技術や表現の底上げをしてくれた!」と感じているオススメの教本5冊 絵の描き方や ...

続きを見る

【画力上達】背景だけじゃない!パースを理解して人体に説得力をだす「風景デッサンの基本」

風景デッサンの基本 レビュー
【画力上達の本】背景や風景だけじゃない!パースを理解して人体に説得力をだす「風景デッサンの基本」

人物をしっかりと描くためにパース理解をするとぐっと変わる 私は人物ドローイングをメインで練習している ...

続きを見る

おすすめ記事一覧

脳の右側で描け 体験レビュー 1

以前から「脳の右側で描け」の書評などで「上手くなる!本当だった!」との話を聞いていて気にはなっていた ...

塗り絵で心ゆったり講座 in船橋 2

2017年9月10日、千葉県船橋市にて行われた「塗り絵で心ゆったり講座」に参加してきました。 今日の ...

風景デッサンの基本 レビュー 3

人物をしっかりと描くためにパース理解をするとぐっと変わる 私は人物ドローイングをメインで練習している ...

-ルーミス日記, 本の紹介, 絵を描く教本, 雑記
-, , , , , , , ,

Translate »

Copyright© さとうぶろぐ , 2017 All Rights Reserved.