日記

「アナタへ」と書けば「あなた」に対して伝わるわけではない。

投稿日:2016年11月5日 更新日:

このところセールスレターの執筆をさせて頂く機会が大幅に増えてきました。

その中で感じてきたことをつらつらと。

ちょっと最近、「◎◎な方法をすると■■になってもらいやすいよ」という表現テクニックや構成テクニックに意識が取られすぎてしまっていたかもしれないなあ…という自分に対しての戒めも込めて。

心に響く文章

他の方のセールスレターを読んでいて

「文章を書くのがうまいな」ではなく、
「心に響く文章だな」と感じるもの

それらの共通点にふと気が付きました。
それは、

主語が「患者さん」「お客様」になっていることです。

「大切なあなたへ送るメッセージ」

ここでお伝えしたいのは、文章表現上で主語が「患者さん」「お客様」になっているという表面上のことではなく

文章を読んだ後に伝わってくるものとしての主語が「患者さん」「お客様」になっているということ。

仮に文章上の主語が「私」であっても、書いてある内容が「私の事」であっても、伝わってくる内容は「大切なあなたへ送るメッセージ」になっているんです。

逆に

主語が文章表現上「あなたへ」として書かれていても、伝わってくる内容は「私が」「自分が」という印象に変化して受け取ってしまいやすいものもあります。

その違いはなんだろう…と考えた所、私の現時点での結論として「日頃、相手へどれだけ想いを馳せているのか」ということなのではないかと思い至りました。

文章表現上の「あなたへ」

このところ目にするセールスレターでは

見ている人に向けて書いたほうが良い、ということで

・ ◎◎なアナタへ
・ あなたもこういった経験ありませんか?

ということを「文章表現上の作法として利用したら有用」という風な傾向があるように思います。

実際に私もそういった文章を書いていますし、それは「作法」として、必要なことでもあるとも考えています。

けれど飽くまでもそれは、文章表現上の作法の1つでしか無いんですよね。

目的と手段が入れ替わる瞬間ってこういうところなのかもしれないなと感じました。書いている私もかなり心が痛いです。

「アナタへ」と書けば「あなた」に対して伝わるわけではない。

本当に「あなた」に対して意識がむいてないと、文章上では「あなたのために」とかいていても

実際に伝わってくるものは「私はこうしたらいいと思う」という、主語が『自分』になって、伝わっていくように思います。
それ以上に

特定の「あなた」に対しての想いを元に書かれていない物はむしろ、主語が「あなたへ」としているのに、内容から伝わる文章は「私」が主語になっているせいで酷く違和感を感じ

それこそ、セールスレターで何か商品やサービスをを販売するときなどは、「私は売りたい」という意識が強くみえてしまうような感覚を受けますよね。

簡単にいったら、「あなたのためだから~」と口では言っていても実は「あなたのため」ではなく、「自分の都合」になっている、というやつかもしれないです。

相手の人へ想いを馳せる

ありふれた結論になってしまうけれど

伝わる文章を書く上で大事なのはテクニックやスキル以上に、とことん、読んでくださるだろう相手の方に思いを馳せて文章にしようとする心が大事なのだなあと改めて感じました。

生活習慣の中に溶け込むように常日頃からそういった思いで日々を過ごしている人の言葉はスキルなど使わなくとも、その温かい想いが届く、つつみこむような共感の文章がかけてしまうのではないかなあと。

目は口ほどに物を言うではないけれど、書き手の『想い』は字面ほどに物を言う。

書き手の想いはどうしたって文章にじみ出るという話を思い出しました。

商品やサービスとは本来、「困っている誰かのため」に「役立つもの」として提供されために生まれてきたものだということ、改めて心に刻もうと思います。

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