マイケルハンプトン 人体の描き方

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【画力上達の本】マイケルハンプトンの人体の描き方:躍動感のある、しなやかな人体イラストを描けるようになりたい人必携の本

投稿日:2017年5月5日 更新日:

マイケルハンプトンの人体の描き方ってこんな本です

マイケルハンプトンの人体の描き方は、人体を描くにあたって「むずかしい…」と思えるような筋肉・骨格・動き方などを

  • 直線
  • 曲線
  • そのほか立体図形

といった簡単な図形や線に置き換え、徐々にその図形を「リアルな筋肉、骨格」に仕上げていく手法を紹介している書籍です。

また絵を描くにあたっての「どういった心の環境をととのえて」この1本の線を描いたらよいのか、などの丁寧で暖かい声掛けも随所に散らばっています。

 

世界各国のゲームスタジオなどが教本としても利用

著者であるマイケルハンプトン氏は、人物ドローイング、アナトミーの分野でアーティストとして活躍されている傍ら、若い人たちを育成・指導する熟練の講師としても大変有名な方で、著書である「人体の描き方」は世界各国のアート関連の学校でも採用され、アニメやゲームスタジオさんの教材としても利用されているのだそう!

日本でも、◎◎の描き方という書籍は多数発行されておりますが、こちらの書籍のように世界各国で、いわば「教科書」として第一線で活躍されるだろう人たちに教えるための書籍としてりようされているもの、となると期待も高鳴りますね!

 

「人体の描き方」は、こんな方にオススメ

  • 筋肉質な男性を描きたいけれど、どこに線を流したらいいかわからない。
  • 骨格を意識して絵は描けるようになってきたけど、動きが固くなる。
  • 各パーツがうろ覚えで、何を参考にして書いたらいいかわからない。
  • 角度を変えると、脚がうまく描けない。
  • ルーミス関連の本だけでは把握しきれない部位がある。
  • 1ストロークで流れるような描写ができない。
  • しなやかな筋肉を描くためのポイントがわからない。
  • しぶめの男性を描きたいけれど、顔のしわが描けない。
  • 筋肉を理解して、自分の絵の中で応用して表現できるようになりたい。

上記の項目は、人体の描き方を購入する以前の、私の悩みだったリストです。

ですが「人体の描き方」を購入して以来はおかげさまで、上記の悩みリストのほとんどが解決されています。

  • マイケルハンプトン 人体の描き方
  • マイケルハンプトン 人体の描き方
  • ぼくのルーミス日記 絵がうまくなりために 練習

 

それぞれの悩みに対して「全くわからない」「見当がつかない」ものが「手で再現ができないけど、頭で把握はできるレベル」になり「ちょっとずつ表現としてできてきたかも!(把握→理解)」になっていった実感があります。

 

「人体の描き方」のオススメポイント

上記の悩みを解決に導いてくれた「人体の描き方」のおすすめポイントは5つ

  1. 躍動感を表現するための内容が段階をおって掲載されているため一つ一つクリアできる。
  2. 紙面が「イラスト・図解8割」で構成された画面による視覚的なわかりやすさ。
  3. 筋肉などのパーツが単純な図形に置き換えられているため把握しやすい&描きやすい。
  4. 図解が丁寧で細かく、各パーツそれぞれにボリュームがある。
  5. 追加された簡潔な説明文章がわかりやすく、描きたい!の感情を後押ししてくれる。

特に5が私にとっては「描く」ことへの熱量を上げてもらえたきっかけになっています。

 「人体の描き方」の使い方。

マイケルハンプトン 人体の描き方

使い方は簡単、筆者の文章を読み、模写をするだけです。

236Pにも及ぶページをすべて模写するなんて気が遠くなる…!と思われるかもしれませんが、焦って一気にまとめてやろうとしなければ気持ちも楽になります。

ちょっとずつちょっとずつでいいんです。

時折描いてきたものを見返して「おっ!なんか描けるようになったんじゃん?」と自分をほめてあげながら、気持ちよいペースで余裕をもってコツコツやれば、確実に理想への積み重ねになります。

 

「とはいっても模写大変…だし…」という方にも

でも難しい箇所、苦手な個所を練習するのって結構苦痛ですよね。

そんな方でも気楽に取り組めるよう、こちらの書籍では6つの基礎練習と題して

  1. スキマ時間を利用して
  2. 確実に人体を把握、描けるようになるための
  3. 簡単な練習

が用意されています。

 

スキマ時間でも絵の上達につながる!6つの簡単な練習

  • 会社の休み時間に
  • 自宅で寝る前に
  • 外出先の喫茶店で

メモ帳やウラ紙、とペンをもって、その時に出来る範囲の中で

  • 「きれいな丸を描く」
  • 「きれいな四角を描く」
  • 「きれいな立方体を描く」

それだけでよいのです。

そんな単純な練習が「自分の理想の人体」に近づくために確実な一歩、確実な積み重ねになると思うと、ちょっとワクワクしませんか?

「ああ、今日1日忙しくて何も書けなかった…」なんて日もなくなります。

ですが、たった1分であっても、「可能な限りきれいな丸を描く」と意識して書かれた丸は、「時間がないけどとりあえず人体描こう」と焦って適当に描いたラフよりも、確実に自分の理想へと押し上げてくれます。

 

そして、自分が描いた図形は各パーツのどこに生かされていくのか、あらかじめ本を一通り流し見をして「丸は頭部を描くのに使えそうだな」「楕円は胸部あたりを把握するのに使えそうだな」とイメージをしておくとさらに効果倍増です。

 

ざっくりまとめ

どのジャンルにおいても、上達するために大切な要素は「意識し続ける事」だと教わりました。

私自身、その通りだと実感しています。

私が意識し続けていることの一つは「しなやかな躍動感のある人体を、美しいストロークで描けるようになること」です。意識し続けていること、理想の状態に向かえるよう、マイケルハンプトン先生の人体の描き方にこれからも助けてもらおうと思います。

そんなわけで絵を描くための教本「マイケルハンプトンの人体の描き方」紹介でした。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。少しでもお役に立てていれば何よりです。

 

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マイケルハンプトン 人体の描き方書籍概要

目次

  1. ジェスチャードローイング
  2. ランドマーク
  3. フォームと連結部
  4. 頭部のドローイング
  5. アナトミー
  6. 光と陰影について

 

内容

構造から人体をとらえるための指南書、待望の日本語訳!

人体は複雑な構造をしています。はじめから資料やモデルを観察して輪郭を描いたり、似せて描こうとしてもなかなか難しいものです。

本書の手法は、人体をごく簡略化したデザインとしてとらえ、ライン(円、直線、曲線)で描くことからはじめ、段階を追ってパースやボリュームを与えていきます。

この考え方に沿ってアナトミー(構造)を理解し、人体が動くメカニズムを知ると、ドローイングだけでなく、3Dモデルにも応用のきく「構造からとらえた人体」を理解することができます。

アナトミーを意識したドローイングを描くためのステップバイステップ
- ジェスチャーをとらえる
- 2次元のシェイプを適切な位置に置く
- アナトミーの知識に基づいてボリュームを与える
- 陰影をつける

最初の工程で直観的にとらえた「ジェスチャー」を最後まで損なうことなく、描き進めていくと、直観でとらえた流れるような人体の動きや生命感を捉えたドローイングになります。

最終的には、人体以外にも応用できる知識と観察力を身に付けることが目標です。この本の手法は実用性が高く、描く対象を問わず、さまざまな作業工程に応用できます。

本書は「FIGURE DRAWING: Design and Invention」(Michael Hampton著)の日本語版です。

参考 amazon

著者紹介

マイケル・ハンプトン(Michael Hampton)は、人物のドローイング、アナトミー、2次元のデザインの分野でアーティストとして、また、熟練の指導者として活躍しています。 Anatomy Tools、Blizzard Entertainment、CGMA、IDEA Academy、Lucas Artsといった企業やスタジオ、および南カリフォルニアにある多数の私立・公立カレッジで講義やワークショップを行っています。2009年に初版が上梓された本書籍(Figure Drawing: Design and Invention)は、アナトミーをベースにした人体ドローイングの教科書として、世界各地の学校で採用され、ゲームスタジオやアニメーションスタジオではリファレンスとして利用されています。

マイケルは、アート・センター・カレッジ・オブ・デザインにおいて美術学士(BFA、イラストレーション)、クレアモント大学院大学においては美術修士(MFA、芸術)、カリフォルニア大学リバーサイド校では学芸修士(MA、美術史)を授与されました。 2016年現在は、カリフォルニア大学リバーサイド校において、美術史の博士課程を履修中。

引用 ボーンデジタル 書籍紹介ページ

 

書籍登録情報

書籍名 マイケル・ハンプトンの人体の描き方 躍動感をとらえるアナトミーとデザイン
発行 2016/8/20
著者 マイケルハンプトン
定価 3,800円+税
ISBN 978-4-86246-342-5
サイズ B5版
ページ数 240P
発行 株式会社ボーンデジタル

 

下記ページで「人体の描き方」試し読みができます

実際の内容が気になる!という方はぜひ、本の試し読みをされてみてください。

1:amazon:人体の描き方書籍ページで内容の一部をチェックする 20P分の試し読み可能

2:ボーンデジタルさんの「人体の描き方」詳細ページにてチェックする 10P分の試し読み可能

amazonのほうが試し読みできるページ数が多いですが、ボーンデジタルさんの書籍詳細の説明文章も合わせて読んでみてくださいね。ビビッと来るものがあるかもしれません。

 

追記:2017-05-21

筋肉を描くための資料をいろいろ探していく中でマイケル・ハンプトン先生の名前を知り、その検索結果に感動していた2015年9月の私のツイートです。

まだマイケルハンプトン先生の本が「人体の描き方」として日本語訳が出ていない頃の話で、英語版の本を買う方法もいまいちよくわかってない状況でした。

それだけにWEBの検索結果で上がってきたハンプトン先生のこの一連の画像は大変ありがたく、嬉しさのあまり検索結果のスクショとともにツイートをしたところ、1万越えのRT。

やっぱりマイケルハンプトン先生のこの筋肉の図解は、ほかの方々にもわかりやすく見えたんだろうなあ…なんておもいつつ。

そんな気持ちが届いたのかはわかりませんが、その1年後の2016年8月に、日本語版が出版されました。

まさかそんな早くハンプトン先生の本が出版されるとは思ってもいなかっただけに、出版されたことを知った時は、感動と感謝の気持ちでいっぱいになりました。(もちろんそのまま即購入です。)

ボーデジタルさん、本当にありがとうございます!

 

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